この記事は40代~50代のミドル世代方々が悩む、子育てと親の介護に直面するさまざまな課題について理解し、適切な対策を講じる手助けとなることを願っています。
今回、話題になったのは40-50歳代の子育て悩みランキング1位、親の介護悩みランキング1位となるような課題。法律的根拠を明示して責任と義務を再考する機会になれば役立つ記事になると思います。
50代になると子育てと親の介護の話題が多い
50歳代になりと友人と久々に会った時、だいたい子育てと親の介護について話題が増えました。若いころは遊びや結婚・恋愛の話題が多かったのに年齢と共に悩みのネタが子育てとか介護になるのだと感じる時期なんだと思います。

子育ての悩み
40歳代から50歳代で子供を持つ友人の話で多いのは、「子育てにお金がかかること」が一番に話題に挙がります。中学受験、高校受験、その後は大学受験と進むのですが学習塾料金が月額10万円近くかかると悩んでいました。
学費が1か月10万円かかるので、妻の収入が全て子育ての費用になり夫婦共働きでないと生活できない、これが子育てをする40代~50代夫婦のリアルな生活だという。若いころ結婚を夢見てたのが今となっては不思議だと笑い話になります。
子育ての責任法律と親の義務と権利
子育ては親が自分を犠牲にしてまで可愛い我が子のために無償の愛情を与える親子関係です。子育てで親が苦労してつらいと思うことがたくさんあります、その苦労を乗り越えて我が子を育てるのですから本当に素晴らしいことです。
ただ時々、子育て放棄した若い親が逮捕される事件が報道されます。子育てが大変で辛い、自分を優先したい、自己犠牲の意識が低く、わが子に無償の愛情を与えることができないのに早期に子供を授かってしまったご両親だと推測されます。
子育ては親にとって重要な役割であり、法律的にも規定されています。以下に、子育てに関連する法律根拠を紹介します。
1. 民法(明治29年法律第89号)
- 親権者の責任: 成年に達しない子は、父母の親権に服します。親権を行う者は、子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負います。
2. 教育基本法(平成18年法律第120号)
- 家庭教育の責任: 父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有します。生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めましょう。
3. 児童福祉法(昭和22年法律第164号)
- 児童の保護者としての責任: すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、育成されるよう努めなければなりません。国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負います。
子育ては社会全体の責任であり、法的なガイドラインを理解し、子供たちの幸福と健康を守りましょう。
親の介護の責任は誰にある? 法的な扶養義務について解説
老後、親の介護について「子どもは親を介護する義務があるのか?」という疑問を持つ方々が多いです。法律上の扶養義務について、以下のポイントを理解しておきましょう。
そもそも親の介護は家族全員の共同責任です。親の健康や生活に対する責任は、兄弟姉妹や親族全員で分担するべきです。法的には親の介護は単一の人物に帰属するものではありません。

1. 法律上の扶養義務とは?
- 直系血族と兄弟姉妹に扶養義務: 民法によれば、直系血族(親子や孫)および兄弟姉妹は互いに扶養をする義務があります(民法877条)。
- 特別の事情で他の親族にも扶養義務: 3親等内の親族にも扶養義務を負わせることができる場合もあります。
2. 扶養義務の内容
- 生計が成り立つ程度の最低限の保障: 扶養の程度は、自身や配偶者の社会的地位や収入にふさわしい生活をしたうえで、余力がある範囲において生じるとされています。
- 金銭的援助が原則: 直接介護を行わなくても、金銭的援助を提供する方法も検討できます。
3. 扶養義務に順番はなく、放棄できない
- 順番はない: 兄弟姉妹間において順番はなく、話し合いによって決めるべきです。
- 放棄できない: 扶養義務は放棄できません。親が扶養請求権を処分することもできません。
まとめ
親の介護については法律的なガイドラインを理解し、親族間で適切な対策を講じましょう。問題は少子化の影響で一人っ子の場合、兄弟がいなくて協力者が不在となります。
また既婚者は新たな家族構成が出来上がっているので、現在進行形の家族を無視して自分の親の面倒をみることが支障になります。夫婦でよく話し合い、自宅介護にするか施設介護にする、その介護費用は誰が金銭負担するかなど話し合いが必要です。
人々は時折、人道的な責任と現実的な事情との間で葛藤します。私たちは、個々の状況に応じて適切なバランスを見つける必要があります。以下に、人道的責任と避けては通れない事情について考えてみましょう。
人道的責任
- 他者への思いやり: 人々は共感し、助け合うことが求められます。人道的な責任は、他者の苦しみを理解し、その軽減に向けて行動することです。ましてや血縁者となると血のつながりはかけがえのないものです。
避けては通れない事情と解決方法
- 子供は弱者なので親が世話をする: 動物であっても我が子の安全を守るために親が犠牲となっても育てます。子供が独り立ちできるまで放棄できない避けては通れない親の責任なのです。
- 両親への感謝の気持ち: 自分が子育ての経験があれば、自分の両親が子育てに苦労して辛い思いを乗り越えてあなたを育てた経緯を理解できるようになります。高齢者になったら不要になったとゴミのように捨てることは心情的にできません。いずれ我が身も老いるのですから、親の介護をしないと自分が後悔の念に悩まされないよう優しくお世話をしましょう。

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