親の介護いくらかかる?お金と精神的問題とは

親の介護いくらかかる 母の介護記録

母親の介護が始まった原因

高齢化社会が問題視されていますが、当時30歳代の自分には関係の無い問題と思ってた。しかし母親が頸椎椎間板ヘルニアの手術が医療ミスにより右半身不随となり、ある日突然に介護生活が始まったのは2006年3月のこと。

現在2025年10月まで母親は元気でいますが、約2年前にベッドから転倒して大腿骨骨折、骨粗しょう症を患っており骨折治療にボルト固定ができず、現在は寝たきり生活が2年間続いています。

親の介護が始まるときに直面する現実

親が高齢になっていく中で、突然「介護」という現実に向き合う瞬間が訪れることがあります。介護が大変だって話は世間一般的な話であって、自分と親の介護は関係ないと思っている人が多いと思います、私もそう考えておりました。

しかし、病気や転倒などのきっかけから、ある日を境に「自分が親の介護を担うことになる」と、そのときどうしたらよいのか?

ここでは、親の介護が始まるときに直面する典型的な状況や、家族が抱える金銭的・精神的な負担、そして「できれば自宅で看たい」という気持ちと現実のギャップについて整理していきます。

介護が必要になるきっかけとは

親の介護は、多くの場合「ある日突然」やってきます。
厚生労働省の調査によると、要介護となる主な原因には以下のようなものがあります。

  • 脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)
  • 認知症
  • 高齢による衰弱
  • 骨折・転倒
  • 関節疾患

たとえば、普段は元気だった親が転倒して骨折し、そのまま入院。退院しても歩行が困難になり、日常生活に介助が必要になるケースがあります。あるいは、物忘れが増えてきたと感じていたら、認知症と診断され、突然「介護サービスを利用しましょう」と言われることも。

こうした状況は、事前に心の準備ができていない場合が多く、家族に大きな戸惑いを与えます。
「今まで普通に暮らしていたのに、どうして急にこんなことに…」という気持ちから、介護の始まりは精神的に強いショックを伴うのです。

さらに介護は、一度始まると「いつ終わるかわからない」ことも大きな特徴です。数か月で回復する場合もあれば、10年以上にわたって続くこともあります。
この“先の見えなさ”が、介護に携わる家族に強い不安を与えるのです。

家族が感じやすい金銭的・精神的負担

介護が始まると、最初に直面するのが「お金」と「心」の問題です。グーグルで「親の介護」と検索するとグーグルサジェストに出てくるのは

親の介護 自分の生活
親の介護 大変
親の介護 人生終わった
親の介護に疲れました
親の介護しないとどうなる
親の介護 お金が無い
親の介護施設に任せる
親の介護 一人っ子
親の介護 何歳から
親の介護 兄弟

このような検索サジェストが表示されます、ぱっと見でもポジティブな検索サジェストがありません。それだけ親の介護に家族の負担が悩み、親の介護にいくらかかるのか金銭的悩みが多いことが伺えます。

金銭的負担

在宅介護であっても、介護保険を利用しても自己負担は発生します。
訪問介護(ホームヘルパー)の利用料や、デイサービスの送迎・入浴支援、福祉用具のレンタルなどは一部自己負担が必要です。
介護度や利用頻度によって差はありますが、在宅介護にかかる平均的な費用は 月3〜6万円程度 と言われています。

これに加えて、オムツ代や医療費、食費など「介護保険の対象外の支出」もあります。親が年金生活の場合、子どもが費用を一部負担するケースも多く、家計に大きな影響を与えます。

精神的負担

介護は「24時間365日続く」ものです。
自宅で親と同居して介護をしている場合、特に女性(娘や嫁)が一人で担うケースが多く、「自分の生活がなくなる」と感じやすいのが現実です。

  • 夜間の見守りで眠れない
  • 食事や入浴の介助で体力が奪われる
  • 認知症の症状による徘徊や暴言に対応しなければならない

こうした日常の積み重ねが「介護うつ」や「燃え尽き症候群」につながることも少なくありません。

また、介護は家族関係にも影響します。兄弟姉妹の間で「誰がどれだけ負担するのか」で揉めたり、夫婦間で不満が生まれたりするケースもあります。介護のストレスは、単に本人だけでなく家族全体に波及するのです。

身体が不自由なため要介護者は苛立ち、特に血縁者には言葉がストレートに出てくるため介護する側に過剰な要求や罵声を浴びせることがあります。我が家では「子が親の面倒を看るのは当たり前」という感覚で言われ、喧嘩になることもしばしば起こります。

「自宅で看たい」という思いと現実のギャップ

多くの人が、親の介護が始まったときに最初に思うのは「できれば自宅で看たい」という気持ちです。
「最後まで家で過ごさせてあげたい」
「親の面倒は家族がみるべきだ」
という価値観は、日本では今も根強く残っています。

しかし、現実は理想通りにいかないことがほとんどです。

体力的な限界

親が要介護になると、食事・排泄・入浴・移動など、生活のほとんどに手助けが必要になります。特に身体介護は体力を大きく消耗します。60歳前後の子どもが70代・80代の親を支えるのは容易ではありません。

仕事や家庭生活との両立

介護世代の40代〜60代は、自分自身もまだ現役で働いていたり、子育てや孫育てが重なっていたりします。
「仕事と介護の両立」ができず、離職を余儀なくされるケースも少なくありません。これがさらに経済的負担を増大させる悪循環につながります。

精神的な孤独感

親の介護を続けていると「自分だけが犠牲になっている」と感じやすくなります。
同世代の友人は旅行や趣味を楽しんでいるのに、自分は外出もままならない。こうした状況は強い孤独感を生み出します。

結果として、「自宅で看たい」という思いはあるものの、現実には 介護サービスや施設の利用を組み合わせなければ持続できない という壁にぶつかります。

親の介護で後悔しないように

老人ホームに入る母親が泣いている

親の介護は、誰にとっても突然やってくる可能性がある大きなライフイベントです。
きっかけは病気や認知症など様々ですが、共通するのは「お金と心の負担」が家族に重くのしかかること。そして「自宅で看たい」という理想と現実との間にギャップがあることです。

このギャップを埋めるためには、訪問介護などの外部サービスを活用しながら、家族だけで抱え込まない仕組みを作ることが欠かせません。

有料老人ホーム、お金が無い家では費用を抑えた特養(特別養護老人ホーム)に入所してもらい介護から解放されるか?ひょっとしたら、それが今生の別れになるのか?さみしい思いをさせて介護施設で最期を看取ってもらうのか?

それで本当によいのか?親にとって良いのか、自分が最後まで親の面倒を看なくて介護施設に任せて介護放棄したことで親の死後、自分が後悔しないのか?ものすごく葛藤、悩むところです。

次章以降では、訪問介護サービスでできること・できないことや、費用の目安、家族関係を守るための工夫についてさらに詳しく解説していきます。

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